そろそろ初詣の計画を立てる時期になってきました。
今年も初詣にだけ行って、おみくじは引かずに帰ろうと思っていたあなた。
おみくじ好きな夫から、初詣では一緒におみくじを引こうと誘われ、悩んでいませんか?
おみくじを引くのが苦手なのは、あなただけではないはずです。
だって、やっぱり結果は気になってしまいますものね。
では今日は、そんな苦手なおみくじ引きがちょっと楽しみになるようなお話をしましょう。
初詣はおみくじを引かないといけないの?
多くの方は、初詣に行くとお決まりのようにおみくじを引いたりお守りを購入したりしますよね。
初詣に行って必ずすること№1は、おみくじを引くことです。
それほどまでに、人気のおみくじ。
けれどおみくじを引かなくてはいけない、といった決まりはありません。
そもそもおみくじとは、初詣でお願いしたことについて、神様からそのアドバイスやメッセージをいただくためにおみくじを引くといった意味があるものです。
ですから、おみくじの結果は全体を気にするものではなく、自分がお願いしたことについて記載のあるところをアドバイスとして受け止めればいいのです。
おみくじ引きに誘われているあなた。
アドバイスやメッセージをいただく気持ちで、引いてみてはいかがでしょうか?
そうそう、余談になりますが少し付け加えます。
初詣でおみくじを引く期間は、関東では1月7日、関西では1月15日までに引くといいでしょう。
関東では元旦から1月7日まで、関西では元旦から1月15日までを<松の内>といい、この期間はお正月飾りを飾り、一般的な初詣の期間になります。
この日が明けると、日常の神社へと戻りますので注意しましょう。
初詣でおみくじが大吉ばかり出る確率は?
おみくじが神様からのアドバイスやメッセージとはいえ、やはり結果は気になるものです。
特に初詣でのおみくじですから、大吉が出れば誰だって嬉しいもの。
では、このおみくじの種類は一般的に何種類あるかご存知ですか。
大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶の7種類が一般的です。
場所によっては、大大吉というのも存在しますし、またそういった記載がなく和歌が記されているものもあります。
さて、初詣でこの大吉の出る確率はどの程度なのでしょうか?
昔、おみくじが広まり始めたころは内訳が決められており、大吉16%、吉35%、凶29%、その他20%は自由にしてよいとされていました。
これを厳守しなくてはいけないといった決まりはないため、現在は合計値のみを守る寺院が増えています。
しかし、これを今でも引き継いでいるといわれるのが浅草寺です。
ですからここでおみくじを引くと、他で引くより凶の出る確率が高いと言われています。
この昔ながらの内訳を引き継いでいる寺院では、大吉の出る確率は16%前後と知っておくといいですね。
とはいえこのおみくじは、初詣の縁起物です。
そのため、多くは大吉の出る確率を上げており、20~29%の確率で大吉が出ると言われています。
そうそう、反対に大吉の出る確率が極端に低いところは、鶴岡八幡宮で6%です。
初詣でやったおみくじを木に結ぶ方法は?
では引いた大吉のおみくじは、どうすることが1番いいのでしょう。
良く目にするのは、木に結ばれているおみくじです。
実はこの木に結ぶという行動は、願い事がしっかり結ばれますように、と神様と縁を結ぶといった意味があるのです。
では、結ぶ方法・注意点はご存知ですか?
結ぶときにおみくじを破ってしまうと縁起が悪いとされますので、丁寧におみくじを扱います。
そして、沢山の木があったとしても、必ず専用の結ぶ木・場所に結びます。
おみくじを結ばれた木は、きちんと成長することが難しくなってしまうためです。
後は、縦結びをしないことです。
縦結びは、宗派によっても異なりますが死者の装束に使う結びなので、縁起が悪いとされ、神様に対して失礼にあたるといわれています。
そうそう、何か急ぎの予定があり、おみくじを後日結びに行くことや、別の神社に結ぶのも問題ありませんので安心して結んでくださいね。
まとめ
さあ、初詣でおみくじを引く、といった今までの重い気持ちに変化が出ましたか?
良かったら、アドバイスやメッセージを聞きに行くといった気持で引いてみてくださいね。
そしてその言葉が、あなたにとってよいアドバイスやメッセージとなり、笑顔で過ごせる1年になりますようにと願っています。
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