初詣に神社へ、子供と一緒に出掛けたあなた。
人ごみの中、なんとか初詣をすませ帰ってきたけれど。
子供に神社でのお参りの方法を質問されて、自信がなく不安に思ってしまってはいませんか?
1年に1度のことだからこそ、あいまいな知識のままで済ませてしまうのは困りものです。
今日は、この神社での初詣のお参り方法を学んでいきましょう。
そしてぜひ、未来ある子供たちにしっかり伝えてあげてくださいね。
初詣でお賽銭を入れるときのやり方は?
ではまず、初詣に行ったら必ずやるお賽銭のことからお話ししましょう。
お賽銭、この賽という意味はご存知ですか?
賽とは、<神から福を受け、それに感謝して祭る>といった意味があります。
つまりお賽銭とは、前回の願いに対する福を受けたお礼に、感謝として金銭を納める、というものです。
では、お賽銭を入れる話に戻りましょう。
お賽銭を入れる時は、神様へのお礼をお渡しするのですから、大きな音を立て放り投げるようなことはせず、可能ならば近くまで行き感謝の気持ちでそっと入れるようにしましょう。
金額の方は、自分の感謝の気持ちを表せる額で大丈夫です。
ちなみにこのお賽銭を入れるという方法は、室町時代から今のようにお金で感謝の気持ちを表すようになりました。
それ以前は、自分にとって大切なもの、珍しいものを奉納していました。
(その当時は、お米が多かったと言われています。)
苦(9)を越すで、10円。
初詣のやり方お参りの一般的な作法は?
では次に、初詣のお参りにのやり方について説明していきましょう。
初詣の作法のやり方として良く聞くのは、二拝二拍手一拝ですね。
ご存知の方も多いと思いますが、二拝二拍手一拝のおさらいをしておきます。
まず2回お辞儀をします。
次に、2回拍手をして手を合わせ拝み、1回お辞儀をします。
拍手で音を出す意味は、神様への感謝の気持ちを表すこと、また新たな願いを叶えるために神様を呼び出すためです。
またこの拍手の時に、手を合わせるのですが、指先まで合わせる作法と、合わせない作法がありますので予め神社で確認しておくといいでしょう。
そしてこの時のお辞儀は、約90度しっかりとしたお辞儀になります。
おさらいが出来たところで、全体の流れでお話ししましょう。
神社でのお参りの作法
2.神様に来ましたということを知らせるため、そして神様を呼ぶための合図として鈴を鳴らします。
3.お賽銭を、大きな音を立てずに感謝の気持ちを込めてそっと入れます。
4.二拝二拍手一拝します。
5.軽くお辞儀をします。
といった流れになります。
お参りをする前の手水のやり方は?
では、今度は初詣のお参りにやって欲しい手水のやり方をお話ししましょう。
ちなみにこれは、神社でもお寺でも共通している方法ですので、しっかり覚えておくことをお勧めします。
神社の鳥居をくぐると手水舎があり、お参りをする前にここで手を洗い、口をすすぎます。
これは、心身を清めるために行うものです。
では、手水のやり方を説明していきましょう。
2.ひしゃくを左手に持ちかえ、今度は右手にかけます。
3.もう一度ひしゃくを右手に持ち、左のてのひらに水を受けてそれで口をすすぎます。
4.左手に水をかけます。
5.ひしゃくを立て、柄の部分に水を流し、ひしゃく置き場にひしゃくを伏せておきます。
神道では、左は神聖なものとされているため、左優先の順番になります。
そしてこの手水のやり方は、最初にひしゃくでくんだ水を使って最後までの動作を行いますので、一度に水を使ってしまわないよう気を付けましょう。
まとめ
いかがですか?
ここまで把握できたら、子供にもしっかりと教えてあげることが出来るでしょう。
とはいえ細かな手順も含まれていますから、ぜひご自身が見本となって子供の前でやって見せてあげてくださいね。
子供は素直に、それを真似します。
そうして自然と身につき、初詣の習慣となってお参りができるようになることでしょう。
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