ケーキを自分で作ると、なかなかお店のようなふわふわなケーキスポンジにするこって難しくないですか?
でも、今度こそは手作りケーキで家族を喜ばせたいと考えているあなた。
こっそり練習しているのに、ふんわりスポンジケーキが焼けないと悶々とすることってありますよね~。
そこで今日は、そんなあなたにとっておきのアドバイスをお話しいたします。
ケーキのスポンジが膨らまないときはどうしたら良いの?
まずは、レシピ本の手順通りに作業していきましょう。
そして、ふんわりスポンジケーキの完成・・・予定なのですが、なかなか思うようなスポンジケーキにならないことが多いですよね。
特に、スポンジケーキが膨らまずどうしていいのか分からず困ってしまう。
レシピ本のような、ふんわりスポンジケーキを焼くためのこつは、いくつかあります。
その中で、ここでは3つのポイントに絞ってお話ししましょう。
1、卵の泡立て方。
・卵は、湯煎にかけてひと肌程度(35度前後)に温めること。
↓理由
卵黄の中の脂質は、そのままだと泡立ちにくい性質をもちます。
しかし、温めることによって粘り気が弱まり泡立てやすくなるのです。
・卵は、しっかりと泡立てます。
↓ここが、難しいところです。
卵と砂糖を混ぜ合わせ、ひと肌程度まで温めてから泡立てていきます。
電動ミキサー、泡だて器、どちらでも大丈夫です。
黄色っぽい色から、やや白っぽくもったりと、手にかかる負担が重くなってきます。
そのまましっかり泡立て、生地の中から泡だて器を持ち上げた時に、流れ落ちる生地が筋となって残り、5~6秒後には下の生地となじんで消える程度が目安です。
泡立て不足でも、泡立てすぎでも、ふんわりと生地は焼きあがらないので注意です。
また、ここで泡立て終了とせずに、最後にゆっくりと1~2分程度泡立てながら粗い気泡をなくして、均一ななめらかな生地に仕上げましょう。
均一な生地にすることによって、口どけの良いふんわりとした生地に焼き上がります。
2、加える水分・油脂の温度管理
・40度位に温めておきます。
↓理由
温度が低すぎると粘度があるため生地に混ざりにくく、高すぎると泡立てた生地の泡を潰してしまうためです。
3、焼き上がり後
・焼きあがった生地は、型ごと20センチくらい上からトンと落とし、生地の中の熱い蒸気を外に出しましょう。
↓理由
焼き縮みを防ぐことによって、ふんわり仕上げます。
レシピ本の手順に、このポイントを頭に入れて、ぜひふんわりスポンジケーキを焼いてみてくださいね。
スポンジケーキの失敗の原因は一体何?
ふっくらスポンジケーキが焼けるようになった、あなた。
今度は、よくあるスポンジケーキの2つの失敗例と、その原因についてお話ししましょう。
焼きあがった生地をカットしたら、小麦粉が白い粒のまま残っていた。
↓2つの原因
・粉をしっかりふるわなかったため、そのまま残ってしまったのでしょう。
・泡立てた生地と粉を混ぜ合わせる時に、きちんと混ぜ合わせることが出来なかったことが考えられます。
固い生地が焼きあがってしまった。
↓原因
・粉を混ぜる時、もしくは水分や油脂を加えた後の混ぜすぎです。
余計な失敗を防ぐためには、手順通り素早く作業することが大切です。
このため、材料は分量を守り、また事前にしっかり計量しておくことも忘れずにしましょう!
もっとふんわりスポンジケーキを作るにはどうしたら良いの?
ここまでマスターされたあなたへ、さあ、いよいよ最終段階です
最後は、もっとふんわりするスポンジケーキの秘策をお伝えしましょう。
少し専門的なお話になってしまいますが、良かったら参考にしてくださいね。
材料の、小麦粉に注目です。
この小麦粉を、タンパク質量の少ないものを選ぶと軽くふんわり焼きあがります。
製菓材料店で購入する場合は、たいてい袋に記載がありますのでチェックしてみてください。
もしくは、店員さんに尋ねるのもいいでしょう。
具体的には、スーパーバイオレット、という粉をお勧めします。
|
ふんわりしながらも、歯切れの良い仕上がりになります。
また、小麦粉の一部をお好みで、コーンスターチや米粉に変えるといった方法もあります。
小麦粉だけより、ふんわりかるいスポンジになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、少し専門的なお話までしてしまいましたね。
では最後は、ふんわりしっとりおいしいスポンジケーキにするためのアドバイスを。
焼きあがったスポンジ生地は、熱が少しとれたらラップをして冷まして下さい。
そのままだと乾燥してパサついてしまいますが、ラップをすることによってしっとりふんわりが維持できます。
今年のクリスマスケーキやお誕生日のケーキは、このふんわりスポンジケーキで、ぜひ素敵な時間を過ごしてくださいね。
この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます
日本人なら一年の始まりには、氏神さまのところへ初詣へ
そこで知っているようで意外と知らないのが、初詣のお賽銭のやり方ではありませんか?
こちらでは皆が知りたがっているお賽銭のやり方についてご紹介しています。

コメント