そろそろバレンタイン、今年は美味しいチョコクリームたっぷりのケーキを作ろうと決めているあなた。
なんといっても、彼からのリクエストですもの。
美味しいチョコクリームで、喜ばせたいですよね。
けれどチョコクリームって、随分前に作ったけれどうまく作れず失敗してしまい困っているあなた。
クリームにならず、固まってしまったり、粒状になってしまったり、変なトラウマにお困りなあなた。
そんな悩みは、今日でお別れしましょう。
みんなが大好きなチョコレートクリーム作りについて、これからお話しいたしますね。
チョコと生クリームが固まるはどうして?
チョコと生クリームで、美味しいチョコレートクリームを作るはずが、出来上がったクリームは固くってぼそぼそなクリーム。
さて、どうして固まってしまったのでしょう。
一般的な原因をあげておきますね。
対処法は、後半にじっくり説明することにしましょう。
・冷たい生クリームを一度に加えてしまった。
一気に温度が冷え、チョコと生クリームが一体化する前にチョコが固まってしまった。
・チョコと生クリームを、きちんと乳化することができなかった。
チョコと生クリームをしっかり混ぜこめなかったため、チョコが粒上に固まってしまった。
チョコを溶かす温度が高すぎて、チョコが分離し生クリームを混ぜ込めず固まってしまった。
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チョコと生クリームを合わせるときの分量は?
ではこれなら絶対失敗しない分量というものは、あるのでしょうか?
実はこれ、必ずこの量でという答えがありません。
だからと言って、チョコを多くすればするほどそれはクリームではなく、チョコガナッシュのような塊になってしまい、ケーキに塗ることが出来なくなってしまいます。
やはり、しっかりとした手順を踏むことが大切です。
その上で作りやすい分量をあげるならば、チョコを減らしたほうが失敗は少ないでしょう。
生クリーム200gに対して、チョコ25g程度から試してみるといいでしょう。
手馴れてきたチョコ好きさんは、チョコ60g程度加えてみてもおいしいクリームが作れます。
どうぞ好みの分量を、見つけてくださいね。
チョコと生クリームを合わせるときの失敗しないコツは?
では、今度は一般的な作り方で、チョコとクリームを合わせる時の失敗しないコツを2つの作り方とともに具体的にお話ししていきましょう。
1、チョコだけ先に溶かして作る方法
☆まずは、チョコレートを溶かします。
<注意>
電子レンジでもできますが、面倒でも温度管理がしやすい湯煎でチョコを溶かしましょう。
お湯の温度は、熱湯ではなくチョコがやっと溶ける程度50度を目安にしてください。
チョコは刻んで細かくしておいた方が、むらなく早く溶けます。
☆溶けたチョコに、少しずつ生クリームを加えゆっくりしっかり泡だて器でくるくる混ぜ合わせていきます。
<注意>
一度に生クリームを加えないようにします。
最初はゆっくり少しずつ、生クリームの半分以上加えたところで残りは手早く加えても大丈夫です。
☆氷水に張ったボウルに浮かべ、しっかり冷やした状態でクリーム状になるまで泡だて器でたてれば完成です。
もしここで、たてすぎてぼそぼそになってしまった場合は、残っている生クリームを少し加える、もしくは牛乳を少し加えゆっくり泡だて器でくるくると混ぜると滑らかになります。
2、チョコと生クリームを一緒に溶かす方法
☆チョコと、分量の生クリーム半分くらいを一緒に同じように溶かします。
注意点は同じ。
☆溶かしたチョコと生クリームを冷やし、残りの生クリームを加えしっかりと冷やします。
<注意>
しっかり冷やすことを忘れないようにしてください。
☆氷水に張ったボウルに浮かべ、しっかり冷やした状態でクリーム状になるまで泡だて器でたてれば完成です。
まとめ
いかがでしたか?
実はチョコの扱いは、とても繊細だということに気が付かれましたか?
丁寧な作業こそが、美味しいチョコクリームへの成功の鍵です。
さあ、バレンタインには、おいしいチョコクリームでケーキ作りをしてくださいね。
そうそう、余談ですが。
我が家では泡立てた生クリームに、溶かしたチョコを少しずつ加え、わざと粒状のチョコクリームを作ります。
これ、コッペパンやロールパンに挟んで差し入れすると友達はみんな喜んでくれます。
万が一の時には、参考にしてくださいね。
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