ノロウイルスの消毒を吐物にするときの処理方法の手順は?

病気

寒くなってくると、嘔吐下痢やノロウィルスである急性胃腸炎が流行してきますよね。

おそろしや嘔吐・・・。

特にこどもの嘔吐は、突然何の前触れもなくやってきますもんね。

我が家も長女が、夜中起きて「気持ち悪い」と言った瞬間に床や布団に嘔吐してしまい焦ってしまった記憶があります。

しかも家の床だと丸洗いすることが不可能ですもんね。

「本当どうしよ~~」ってかなり焦ってしまいましたよ

そこで今回は、「ノロウイルスの床への消毒法」についてご紹介します。

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ノノロウイルスの消毒を吐物にはどうしたら良いの?

突然の嘔吐、小さいこどもあるあるですよね。

大きくなってくると、トイレまで我慢することも出来ますが、小さいこどもは突然げろげろ~~って吐いてしまうこともありますよね。(;^_^A

我が家も長女が、ある晩突然床や布団の上に嘔吐してしまったことがあります。

嘔吐で気持ち悪いと言ってる長女と、嘔吐による吐しゃ物だらけになってしまった床、そして布団・・・。

何度となく吐くので、「こりゃノロウイルスか~~???」と焦り、深夜の出来事なのに、すっかり目が覚めてしまったことを思い出します。

そもそも嘔吐物って菌だらけなので、自分が感染しないためにも注意が必要なんですよね。

ノロウイルスの消毒は、塩素消毒が有効と言われています。

塩素消毒液を用いて除菌することで、家族内感染である二次感染を防ぐことが出来るんですよ。

しかし消毒の前にまずは吐物から身を守ることが先決です。

そこでノロウィルスの吐物の消毒をする前にこちらを用意します。

用意するもの
・使い捨てマスク
・使い捨て手袋(2組)
・使い捨てエプロン
・ビニール袋
・新聞紙
・キッチンペーパー
・塩素系漂白剤(キッチンハイター、ブリーチなど)

もし、使い捨て手袋がない場合は、ビニール袋で代用することも出来ます。

手袋は二重にして使うようにしましょう。

また、使い捨てエプロンが無い場合は、家庭用の大きいゴミ袋を切って広げることがおすすめです。

なかなか家庭に使い捨てエプロンなんて用意していないですよね。

我が家も長女が突然の嘔吐をしてしまったとき、我が家には使い捨てエプロンがなかったため、家庭用のゴミ袋で代用しましたよ。

このように完全防備をしてから吐物を処理するよういしましょうね。

ノロウイルスの消毒の処理方法は?

ノロウイルスの消毒の処理方法には、塩素消毒液を使います。

ここでは、そのノロウイルスの消毒の処理に使う塩素消毒液の作り方についてご説明しますね。

塩素消毒液の作り方(吐物用)

嘔吐物がノロウィルスや胃腸炎の場合、次亜塩素酸ナトリウムが有効的と言われています。

そこで、塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチなど)を使って家庭で簡単に塩素消毒スプレーを作ることが出来ますので作りましょう。

塩素系漂白剤を50倍に希釈して、嘔吐物の消毒をします。

用意するもの
・500ミリリットルのペットボトル
・塩素系漂白剤(ハイター)

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塩素消毒液の作り方
1.500ミリリットルのペットボトルの中に、ペットボトルのキャップ2杯の塩素系漂白剤(ハイター)を入れる。
2.500ミリリットルのペットボトルいっぱいまで水を入れる。

嘔吐物の殺菌処理のためには、0.1%の濃度になった塩素を使うことが有効です。

と言っても、この「0.1%濃度の塩素ってどのくらいの水??」なんて考えてしまいますよね。

0.1%濃度の塩素は、塩素を50倍に希釈することで作ることが出来ます。

何故かというと、家庭用の塩素系漂白剤の濃度が5~6%であるものがほとんどであるためです。

そこで登場したペットボトルですが、ペットボトルの蓋は、5ミリリットルの容量になっているんです。

なので、500ミリリットルのペットボトルを使う方法なら、とても簡単に50倍に希釈した塩素消毒液を作ることが出来るというわけなのです。

塩素消毒液の作り方(スリッパの裏やドアノブ、手すり用)

ノロウィルスの嘔吐物を処理した際に使ったスリッパも消毒する必要があります。

そこで、スリッパを消毒するように塩素消毒液も一緒に作るようにしましょう。

この塩素消毒液は、ドアノブや手すりの消毒にも使うことが出来ますよ。

スリッパの裏やドアノブ、手すりと言った場所には、50倍濃度の塩素消毒液である必要はありません。

250倍に希釈した塩素消毒液を作りましょう。

用意するもの
・500ミリリットルのペットボトル
・塩素系漂白剤(ハイター)
・スプレーボトル
塩素消毒液の作り方
1.ペットボトルの蓋に塩素系漂白剤を半分入れる。
2.500ミリリットルのペットボトルに水を満杯まで入れる。
3.スプレーボトルに入れ替える。

これで簡単に250倍の塩素消毒液を作ることが出来ます。

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ノロウィルスの消毒の手順は?

床についたノロウイルスの消毒の手順をご紹介します。

手順の前に重要ポイントですが、床にひざはつかないようにして消毒をするようにしましょう。

うっかり「ひざにノロウィルスの菌がついてしまった!!」なんてことを防ぐためです。

拡散範囲

拡散範囲は、約1mの高さから嘔吐してしまった場合、半径2m程度に飛散していると言われています。

そこで、消毒をする範囲は、1mの高さから嘔吐した場合は、嘔吐物の半径2m程度までするようにしましょう。

目には見えないところにも、ノロウィルスの菌は潜んでいます。

ノロウィルスによる嘔吐物の消毒の手順

ここでは、50倍に希釈した方の塩素消毒液を使います。

1.ビニール袋の中に塩素消毒液(50倍に希釈)を入れておく。
2.吐物に新聞紙、もしくはキッチンペーパーをかける。
3.吐物と同量の塩素消毒液を垂らす。
4.嘔吐物が広がらないように綺麗なキッチンペーパーで外側から拭き取る。
5.塩素消毒液を入れたビニール袋に拭き取ったキッチンペーパーを捨てる。(このとき外側の手袋も一緒に捨てる)
6.床に綺麗なキッチンペーパーを置く。
7.キッチンペーパーの上から塩素消毒液を垂らし、そのまま10分程度置く。
8.ノロウィルスの菌が広がらないように外側から綺麗なキッチンペーパーで拭き取る。
9.水拭きをする。
10.内側の手袋、エプロンをビニール袋に捨て、ビニール袋の口を縛る。
11.さらに上からビニール袋に入れて、ビニール袋の口を縛る。

 

ノロウィルスによる嘔吐物の処理に使ったスリッパの消毒の手順

ここでは、250倍に希釈した方の塩素消毒液を使います。

1.ノロウイルスの消毒の処理をしたときに使っていたスリッパの裏を塩素消毒液を入れたスプレーで消毒する。

 

これで、床についたノロウィルスの消毒は完璧です。

手を良く洗い、換気をしましょう

そうそうノロウィルスにかかってしまった家族が使った後のドアノブやトイレは、その都度250倍に希釈して作った塩素消毒液入りのスプレーをスプレーするようにしましょうね。

私はと言うと、長女がノロウィルスにかかってしまっときは、長女がトイレに行く都度、ついて回って塩素消毒液をドアノブやトイレの便座にスプレーしまくっていました。

ノロウィルスには、有効な治療薬というものがありません。

菌を外に出すという方法でしか治すことが出来ないのです。

病院に行っても、吐き気止めや下痢止めを処方されないということが一般的なんですよ。

なので、家族内感染という二次感染を防ぐためには、常に塩素消毒は欠かせないのです。

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まとめ

ノロウィルスや胃腸炎による嘔吐はいつ何時起こるかわかりません。

それは突然やってきます。

「備えあれば患いなし」と昔の人は言ったように、塩素系漂白剤と飲み終わった500ミリリットルのペットボトルの空き容器くらいは、常備しておくことをおすすめします。

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