冬は、空気が乾燥するので、どうしても菌が蔓延してしまいますよね。
その菌が感染力の強いノロウィルスや胃腸炎だったら、、と考えると恐ろしい話です。
我が家も去年長女が突然深夜に、布団や床に嘔吐してしまったことがあるんです。
予約に突然の嘔吐だったので、とてもびっくりしてしまいましたよ。
そこで今回は、「嘔吐を布団にしてしまったときの洗い方」についてご紹介します。
嘔吐した布団の洗い方はどうする?
小さいこどもがいるとどうしても突然嘔吐してしまうこともありますよね。
これは、吐くということを我慢できないためと言われています。
その吐いた場所が布団であると、「どうやって布団を洗濯したら良いんだ」とちょっと落ち込みますよね。
まずは、布団を洗濯するの前に布団についた吐物の消毒をすることが大切です。
実は、ノロウィルスの菌は、ただ洗濯しただけでは落とすことが出来ません。
塩素系漂白剤を用いて消毒することが有効と言われているのです。
仮に吐物の菌を消毒する前に、洗濯機にかけてしまうとすると、その洗濯機からほかの洗濯物に菌が移って、家族内感染という二次感染に繋がるという恐れがあるんです。
なので、嘔吐した布団の洗い方は、まずは嘔吐物の消毒が先になります。
そこでこちらを用意します。
・ビニール袋3枚(2枚は嘔吐物を拭き取った際使う用、1枚はシーツを移動させる用)
・使い捨て手袋
・500ミリリットルのペットボトルの空き容器
この塩素系漂白剤を使って、布団についてしまった嘔吐物の菌を消毒します。
嘔吐物の処理の仕方
嘔吐してしまった布団の処理は、まずは手袋をして、嘔吐物をティッシュなどで拭き取りましょう。
2.水を500ミリリットルのペットボトル口切りいっぱいまで入れる。
2.使い捨て手袋をして嘔吐物をティッシュやキッチンペーパーで拭き取る。
3.使い捨て手袋ごとビニール袋の中に捨ててから口を縛る。
4.さらにその上からビニール袋に入れて口を縛る。
それからシーツと布団を剥がします。
嘔吐物が付いてしまったシーツの持ち運び方
シーツを移動させる際、シーツをビニール袋に入れて密閉した状態にしてから洗い場に移動させます。
何故かというと、シーツに付着してしまった嘔吐物の菌を家中に巻き散らかさないためです。
嘔吐した布団の対処はどうする?
その後は、嘔吐した布団のシーツの処理です。
嘔吐してしまった布団のシーツは、洗濯機にかける前に必ず消毒してから洗濯機をかけるようにしましょう。
何故かというと、消毒をしていないシーツから、洗濯機に菌が移ってしまい、結果家族内感染という二次感染に繋がってしまうからなのです。
嘔吐した布団のシーツの消毒方法には、塩素系漂白剤に付け置きと、熱湯に付け置きの方法、そしてスチームアイロンを使う方法の3種類があります。
嘔吐の菌がウィルス性のものである場合、塩素消毒液、もしくは85度以上の高温で死滅するといわれています。
塩素消毒液の付け置きでの対処法
付け置きのときは、塩素系漂白剤を250倍希釈して消毒液を作る対処法になります。
作り方は、500ミリリットルのペットボトルに、ペットボトルの蓋(5ミリリットル)の半分の量で作ることが出来ます。
または、5リットルのバケツにハイターのキャップ1杯(20ミリリットル)で作る方法が付け置きには良いですよ。
・塩素系漂白剤(ハイター)
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2.布団のシーツの嘔吐してしまった部分を30~60分付け置きする。
5リットルのメモリがついているバケツが一番良いんですけど、いつも家にあるとは限らないですよね(;^_^A
そこで、1リットルの牛乳パックに水を5杯入れることや、1.5リットルのペットボトルに水を2.5杯入れることが簡単でおすすめですよ。
我が家は、常に牛乳を飲む家なので、牛乳パックの空き容器が毎日出るんです。
なので、万が一塩素系消毒液を作る際は、牛乳パックで5回水を汲んでいます。
デメリット
・色が抜けてしまう。
熱湯消毒での付け置きの対処法
・85度以上の熱湯
2.布団のシーツの嘔吐してしまった部分を1分以上煮沸する。
デメリット
・熱湯をかけるだけではすぐに温度が冷めてしまう。
・生地が縮んでしまうことがある。
スチームアイロン使う対処法
デメリット
・一か所ずつスチームアイロンを当てて加熱消毒する必要があるので、広範囲に広がってしまった場合は不向きである。
・生地が縮んでしまうことがある。
・焦げてしまうことがある。
消毒が終わったら
嘔吐物が付いてしまったシーツだけで、洗濯機に入れて洗濯をするようにしましょうね。
嘔吐した布団はどう洗濯する?
ところで、一番厄介なのが、嘔吐してしまった布団本体ですよね。
シーツが付いているので、そのほとんどをシーツが防いでくれていますが、嘔吐物は水分である故、どうしても布団にも付着してしまいます。
そこで、先ほどシーツの対処法でもご紹介しましたスチームアイロンでの消毒方法が一番簡単な方法であります。
その後は、家庭内で洗濯をすることが出来る布団であれば、家庭用洗濯機にかけることをおすすめします。
しかしながら、ベビー布団ならまだしも、大きな布団になると、家庭用洗濯機では回すことが出来ませんよね。
そこで嘔吐した布団を洗濯するには、コインランドリーやクリーニングを使うことがおすすめなのです。
嘔吐した布団をコインランドリーで回す
そこで、コインランドリーに持って行くということもおすすめです。
コインランドリーでしたら、業務用の洗濯機でありますので、しっかりと中まで洗ってくれます。
もちろん必ず布団自体の消毒を済ませてから持って行くようにしましょう。
ただし、綿布団は中綿が偏ってしまうため、コインランドリーでは洗うことが出来ません。
私も布団を丸洗いしたいときは必ずコインランドリーに持って行っています。
業務用乾燥機なので、家庭用布団乾燥機と違い、布団自体の除菌もされますし、ふわふわな状態な布団になりますよ。
嘔吐した布団をクリーニングに出す
クリーニング店によっては、嘔吐してしまった布団を預かってくれるお店もあります。
そこで、そういった嘔吐物が付着した布団でも預かってくれるクリーニング店で洗濯してもらうという方法もおすすめです。
ですが、中には衛生上の理由からお断りというお店もありますので、持って行く前に必ず電話で確認すること良いでしょう。
クリーニング店に出す前も必ず消毒はするようにしましょう。
まとめ
嘔吐した布団は、必ず消毒してからコインランドリー持って行って回すことや、クリーニングに出すことが一番きれいになる方法ですよね。
我が家はと言いますと、長女が嘔吐してしまった布団は、シーツは洗濯をしましたが、布団自体は消毒をしたのみでした。(;^_^A
ほとんどシーツに嘔吐物が付いていたので、あまり気にならなかったのでした。
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